Fedora19インストール備忘録

目次

アップグレード

Linuxのアップグレードは簡単にできるようになっています。 Linuxのアップグレードはそんなに難しくはありません。preupgradeというプログラムが提供され、root権限でこれを実行すれば実にお手軽にアップグレードできます。GUIの指示どおりにすればほぼ問題なくアップグレードできるようです。

preupgradeを実行するとディスクのパーテーションそのままにアップグレードしてくれます。データーや設定はそのまま保存されます。但し、重要なデーターはバックアップを忘れないでください。ただしいくつか条件があるようです。

  • ディスク容量 ディスク容量は増えませんから、場合によってはディスクを追加する必要があります。特にbootセクションは500MBないとエラーで撥ねられます。
  • fedoraのバージョンを2つ以上飛び込してアップグレードはできないようです。
  • fedora18はアップグレードの対象から外れているようです。

詳しくはpreupgradeの解説を参考にしてください。

preupgradeの使い方はこちら
preupgradeはFedupというコマンドに置き換えられたようです。


クリーンインストール

まっさらからインストールする方法です。 インストールする方法はいくつかあります。環境によって使い分けてください。


CDを焼く時の注意(CDからインストールできない?)

インストールのためにCDイメージが提供されています。インストールのためにCDを焼くことになりますが、どういうわけかCD(多分DVDでも同じ?)からインストールできません。 調べたところ、インストーラーがCDに書き込みに行っていることが判明しました。そのためにエラーになっているようです。 そこでイメージをUSBメモリーに焼いて、書き込み可能な状態でUSBブートさせたらインストール出来るようになりました。

fedoraをインストールするにはどうやらUSBブートができることが必須なようです。私のマザーボードはデフォルトではUSBブートができないのでBIOSの設定を変更してインストールしました。 古いマザーボードではUSBブートが出来無いものもあるようで、その場合はハードディスクにイメージを焼き込むしかないようです。お金があるなら新しいマザーを買うのがオススメです。

現時点でCDからインストールできるようになっているかどうかは確認してません。


インストールの選択

提供されているディスクイメージは何通りかあります。


  • LiveCD

Linuxの基本的なソフトがすべて入ってます。ディスクにインストールすることなくLinuxを動作させる事(但し遅い!!)が出来ます。もちろんこれからインストールもできます。初心者はこれを使うのが楽でしょう。


  • ネットワークCD

ネットワーク経由でインストールするためのCDです。ネットワーク環境(DHCPが必要)があればこちらの方が便利です。但し5GB近くあるのでCDには焼けません。前述のようにUSBメモリーに焼くことになります。

  • フルCD(DVD)

Linuxのフルシステムが入っています。DVD複数枚に渡りますのでかなりな容量になります。ダウンロードするだけでも大変なのであまりオススメは致しません。

ディスクのパーテーションは自分で設定することもできますが、特段の理由が無い限りお任せでいいようです。 二つのディスクにまたがってのインストールも可能ですのでディスクの容量が少ないときにはオススメかもしれません。ただ、ディスクがクラッシュした時の復旧は面倒になるかもしれません。

GUIはインストールの段階で選択できますがデフォルトではGNOMEが選択されます。


インストール後の設定

インストーラーが修了すれば再起動させます。

Windowsのシステムを入れてましたが、grub(ブートローダー)は自動認識してくれました。特に何も設定しなくてもDOSを選択してブートできます。 Xwindowの設定はなにも必要ありませんでした。


ネットワークの設定

何も設定しないとDHCPの環境で動作します。IPアドレスを設定する場合は手動で設定することになります。


Selinuxの設定

特に安全性を要求する必要がなければ停止させておく方が良いでしょう。ソフトをインストールするときにトラブルの元になります。


ソフトウェアのインストール

ほとんどのソフトウェアはGUI経由でインストールできます。手動でもインストールできますが、面倒です。

ビデオ関係等のソフトの一部は提供されません。必要な方はunofficialのサイトからインストールしてください。


ファイアウォールの設定

サーバーとして使う場合にはファイアウォールの設定を忘れないでください。FTPやNFSのサーバーとして使うとにには必要です。

Fedora19は遅い?

Fedora17に比較して、 Fedora19は動作速度が遅いという感覚がありました。これはFedora19のカーネルの設定で、デバッグ情報を吐き出すようにされているというのが理由のようです。 これを排除するには、カーネルを再コンパイルするか、grubの設定を変えるしかないようです。カーネルの再コンパイルは大変なのでgrubの設定変更で対応しました。
root権限が必要です。
/etc/default/grubを編集する。

変更前
GRUB_CMDLINE_LINUX="rd.lvm.lv=fedora/swap rd.md=0 rd.dm=0 vconsole.keymap=jp106 $([ -x /usr/sbin/rhcrashkernel-param ] && /usr/sbin/rhcrashkernel-param || :) rd.luks=0 vconsole.font=latarcyrheb-sun16 rd.lvm.lv=fedora/root rhgb quiet "

変更後
GRUB_CMDLINE_LINUX="rd.lvm.lv=fedora/swap rd.md=0 rd.dm=0 vconsole.keymap=jp106 $([ -x /usr/sbin/rhcrashkernel-param ] && /usr/sbin/rhcrashkernel-param || :) rd.luks=0 vconsole.font=latarcyrheb-sun16 rd.lvm.lv=fedora/root rhgb quiet slub_debug=0"

下記コマンドを実行する。

#mkconfig-grub

システムをリブートします。